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千泡沫庭園

幾つもの泡沫から為る、どこか懐かしい庭園へ。

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ぷろふぃーる

さいしんきじ

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nomal-22 

今日もランスターの街は賑わう。クリスカの客寄せの声が響く。
けれど、そんなランスターの感じとはまた違うお店があった。

「こんにちはロシェさん」

そこにやって来たのはディカノとマッチ。

「おや、お久しぶりです」

そう言って、店主は微笑む。


――――――――――――
Tinkle☆Lucker:Novel:nomal-22.

†Welcome to caramel!
――――――――――――

マッチは辺りを見渡す。相変わらず、客はいない。

「相変わらずだね。何か宣伝でもしないの?」
「僕にはそういうの、向いてませんから」

そう言って、頭を掻く店主、ロシェ。

「でも、お客さんが全く来ないわけではない。そうでしょう?」
「んまあ…そうなんだけど…」
『…クリスカの八百屋みたいにはならないのか…?』

二人の会話に、突然ディカノが割り込んできた。マッチとロシェは同時に彼を見た。その途端、彼は戸惑い出す。

『あ…いや…その……変、だったか…?いや…違う、俺は…』
「はいはい。分かったから落ち着いてちょーだいね」

そしてうまくディカノをなだめるマッチ。その光景を見て、ロシェはくすくす笑い出す。

「お二人は本当に、仲が良いんですね」
「そんな事ないよ。喧嘩ばっかするし」
『…マッチはすぐに怒るからな』
「あっ、ディカノ酷いよ!!」
『…今だって』
「あ…」

そして、店内は笑いに包まれた。そう騒がしかっただろうか。奥から声がする。

「ちょっと~一体誰?お客さん?」
「あ、ヨラ」

声の本人はすぐ出てきた。ロシェはその名を呼ぶ。
ヨラと呼ばれた者はマッチとディカノを見てこう言った。

「あれ、マッチにディカノじゃん。久しぶり」
「久しぶり、ヨラ。相変わらず何もしてないんだね」
「うわ、酷いね」
「…事実でしょう」

どうやらヨラと言う人も、この店の者らしい。

「さて、せっかく来て貰ったのですから。何か作りましょうか?」

ロシェがそう切り出した。そこでマッチは目を光らせて、

「イチゴケーキが食べたい!」

と嬉しそうに注文した。

『…俺はオレンジジュースでいい』

そしてディカノは少し控え目に。

「…ケーキとジュースですか?これまたスイーツですね…」
「だってロシェさんのスイーツ美味しいんだもん」
「いっそスイーツ専門店にしちゃえばいいじゃんルーシー」

ロシェが苦笑いした。

「そうかもしれませんね。…あとヨラ。僕はルーシーじゃありません」
「うちの中では君はルーシーだもん」
「何ですかそれは…」

ロシェはそう言いながらも厨房に向かう。それを見計らうとヨラはテーブルに突っ伏す。マッチは思わずこう訊いた。

「…大丈夫?」
「うん平気」
『……』

声が全く平気そうではありませんでした。

「ねぇマッチちゃん」
「その呼び方やめてね」
「うん、じゃマッチ棒でいいや」
「地獄に突き落としてもいい?」
「冗談冗談。相談なんだけどさ…」
「うん、何?」


マッチはヨラの次の言葉を待った。で、返ってきた。


「一緒にお店やって」



「無理です」
すぱん。一撃必殺。
「そんなぁ~うち大変なんだよぉ~ルーシーのせいで何か大変なんだよおぉぉ」
「知らないから!てか何で僕なの!?」
「ラッ君とテイル君には頼んだんだよ?でも即刻拒否られた」
「当然でしょ。でもテイルなら鳥でつられそうだね」
「そっかその手があったか」
「何話してるんですか」

そんな会話をしてると、ロシェがイチゴケーキとオレンジジュースを持ってきた。

「あっ聞いてよルーシー。鳥ってどこ行けば手に入る?」
「普通にテイルさんの所にいますよ。というか鳥で人をつるのは止めて下さい」
「…聴いてたの?」
「当たり前です」

ロシェはため息混じりにそう答えた。苦労してる人なんだなぁ。

「うう…仕方ないか」
「凄いね、その開き直り」

マッチはテーブルに置かれたケーキを口に入れた。隣ではディカノがオレンジジュースを飲んでいる。

「美味い!」
『……』
「それは何よりです」
「だからルーシーはスイーツ専門店でいいのに」

とヨラは無愛想に呟いてから、ロシェの方を見た。

「ルーシー」
「ロシェですが」
「はいこれ」

ヨラは手に持っていたチョコをロシェの口の中に入れた。

「美味しい?」
「……ええ、甘いです」

そしてロシェは、笑みを浮かべる。

「そっか」

そう言って、ヨラもチョコを口に入れた。

甘い味。

ヨラはチョコが大好き。



□■□■

何これ。
自分が出た。マジで?擬球化の方だよ勿論。
いやこんな設定なかった気がするけど…まあいいや。ヨラとロシェは一緒にお店やっとります。
最後なんなんですか。あれはなんなんですか。
てかロシェって誰ですk(オリカビです。

この話はフィクションです。実際の事件、団体とは一切関係ありません←
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