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千泡沫庭園

幾つもの泡沫から為る、どこか懐かしい庭園へ。

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ぷろふぃーる

さいしんきじ

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よるのやみ、わらいごえ 


夜。月明かり。屋根の上。こうもり傘をさす少女。
月光を遮り、宵闇に溶け込むまっくろけの傘が、くるりと回る。
少女は、仄かな灯りに包まれた町を見下ろし、楽しそうに笑うのだ。今からわたしは空を飛ぶ。そらをとぶ。


***

ある朝、町の一角で人々が騒ぎ立てている。聞けば、道に少女が倒れていたという。うつ伏せのまま、少女は事切れていた。
身を強く打ち付けた痕はあるけれど、血痕は見つからず。他に周りには何も落ちていない。
そして思い出したように、一人の男がこう言った。
昨夜、町の中、小さくけたけた、笑い声を聞いた、と。


***

『今宵、月明かり、屋根の上』
『一人の少女と』
『こうもり傘』
『少女は果たして、そらをとんだのか』
『そう聞いても、こうもり傘は、けたけたと笑っている』
『きっと、何も身体まで飛ぼうという話では無かったのよ』
『気持ちよかったのか』
『それはもう』


そらをとぶって、最高だわ。


――――――


ついったに投げてたやつ加筆修正。
未だどの世界にも存在しない、飛び降り少女とこうもり傘のおはなし。

下書きと色(仮、あまり気にいってないけど直す気もない)



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