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千泡沫庭園

幾つもの泡沫から為る、どこか懐かしい庭園へ。

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ぷろふぃーる

さいしんきじ

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いつまでも続くおいかけっこ 


「空色飴玉」

最初は何もかも真っ白。
そんな世界に一人、少年が放り込まれた。
彼の存在は世界を破壊してしまう。阻止する為には、少年が、一人の少女に出会わなければならない。
少女の名前は思い出せない、けれど、会えばわかるのだ。
途方もない話だが、少年は捜すしかない。
真っ白い世界は、少女が何処かにいるという事実だけで段々色づいていく。
少女の存在は世界を色づけるのだ。
けれども少年の存在は逆、破壊。
世界が崩れ落ちてくる前に、何としても見つけなければ。
それが少年に与えられた使命であって。世界は形になり舞台になり。
少年が駆ける世界は、少女が描く世界は、繰り返す度に全く違う様子を魅せる。
ある時は緑の草原。
ある時は軍隊が大地を埋め尽くす。
ある時はビルが立ち並ぶ。
ある時はただ、海が広がるだけ。
きっと少年は、少女に巡り会うのだろう。
それがどんな形でかはその時になってみないとわからない。
しかし、少年と少女が出会った時、描いた世界は浄化され再び真っ白な世界と化してしまう。
そんなことはわからない。
浄化した世界で体験した少年と少女の記憶は、同じように消え去ってしまうのだから。故に永遠に繰り返す。

七色の飴玉、七色の世界。
いつか気づく時は来るのだろうか。
「再生」を続ける世界の中で、少年は自らの鎖が見えるようになるのだろうか。
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