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千泡沫庭園

幾つもの泡沫から為る、どこか懐かしい庭園へ。

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ぷろふぃーる

さいしんきじ

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『ふしぎなせかい』第八話 


第八話

←第七話
噴水の中がこんなに広いなんて。外から見たら想像出来ないだろう。
隣では、まさかの魚が泳いでいる。例えば、タコ、イカ、エイ、マンボウ、チョウチンアンコウなどなど……何だかツッコミたくなるような生き物もたくさん泳いでいるわけで。
まあ……そんな事より、問題は一つ。

「案の定迷ったですー」
「チジさん見失ったですー」

お決まりですね、分かります。ちなみにチジさんというのはイチジクの事らしい。

それでもミィルとリィルは何だか元気。逆にこの展開を楽しんでいるかのように。
んで、ミユウは何だかイライラしている。これじゃあ歩きにくい、とエルトも若干ウンザリ。
カシューは息できなくてそれどころではない様子。あ、泡をぶくぶく吹いて浮いてった。大丈夫か、お前生きてる?
そんなカシューはさておき、これじゃあどうしようもない。

「んで、どうするわけ?」
「そう言われても……僕だって分からないし」

ミユウとエルトがどうしようかと考えていると、ミィルとリィルがわあわあはしゃぎ出す。

「たしかチジさんが言ってたですー」
「宿屋の看板を探せばいいですー」

……そういえば。宿屋なのだから、看板はあるはず。いわゆる目印。

しかしそんなのは

「………どっちへ歩けばいいわけ?」

道が分かればの話で。

それで、ミィルとリィルはきゃっきゃ跳ねている。一応ここは水の中だが。
ミユウが二人を睨んだような気がするが、気のせいだろう。気のせいにしておこう。

「あー……何か目印があればいいのに」

何だか疲れた様子で、エルトがそう漏らす。その時、再びミィルとリィルが声をあげる。

「おっきなお魚さんですー」
「今にも食われそうですー」

ミユウとエルトは二人を見た。二人は真上を見上げて騒いでいる。つられて彼らも上を見た。

そこには、二人のいう通り、おっきなお魚………鯨がいたわけだ。
――噴水の中に何故?
そういう疑問は海に沈めてしまった方が安心です。

「何あれ……」
「……」

魔物でも見るかのように、二人も鯨を見上げる。本当に、大きい。鯨なんてものは、きっと見た事がないのだろう。そんな二人に、ミィリィコンビが注釈。

「あれは鯨さんですー」
「優しいお魚さんですー」

お魚さんではないんだけど。まあミユウとエルトに分かるはずがない。


「食べられるんですー」
「おいしいですー」

ミィルとリィルが、何だか目を輝かせる。鯨さん、逃げた方がいいかもです。
その鯨の上には、何故かカシューが乗っかっている。口からは泡がぶくぶく。きっと意識はない。

「あ、カシさんもいるですー」
「あのままどっか行けですー」

酷い言われようなのは仕方ないとして、次に疑問を持つミユウとエルト。

「……何で、そのクジラが現れるわけ?」
「……知らないわよ」

そう言い合う二人もお構いなしに、鯨はしばらくゆらゆらと、ミユウ達の上を泳いでいた。
やがて、鯨はゆっくりと向こうに泳いでいく。
なかなか雄大な光景。その背中に、気絶したカシューが乗っていなければ。

「あ、鯨さん向こういっちゃうですー」
「待つですーリィ達が食ってやるですー」

そして少々おっかない言葉を言ったかと思うと、それを追いかけるミィルとリィル。ぽーんぽーん、と跳ねながら。
ここでまたバラバラになったらまた厄介な事になる。どうせどっちへ行けばいいか分からないのだから、とりあえずついていくしかない。そう踏んだミユウは、無言で二人を追いかける。後に続いてエルトも。
潜水服っぽいヤツのせいで、ゆっくりとだが。





しばらくミィルとリィルと鯨を追いかけて(カシューが抜けてる?気のせい気のせい)
ようやく二人に追いついたミユウとエルト。
そこには鯨の姿はない(まあカシューもいないのだが)。
ミィルとリィルは何だかびっくりした表情で先を見つめている。

「どうしたの二人共?」
「こっから洞窟になってるですー」
「鯨さんも入っていったですー」

ミィルとリィルが指差す方向を見ると、そこには大きな穴。二人が言うには、この中に(カシューを乗せた)鯨が入っていったらしい。

「楽しそうですー」
「行ってみるですー」
「あ、ちょっと待ってよ!」

エルトが止めるのも聞かずに、ミィルとリィルは仲良く、その穴に入っていった。
どこまで進む気だ、双子ちゃんよ。
仕方がないので、ミユウとエルトもその中へ。
洞窟、だと言っていたような気がするのだが………
何だか、面倒な事になってきたな……





………洞窟といえば、何だか王道な展開が予想出来るのは、多分気のせいのはず。




――――――――――――


あとに書くからあとがきなんだよ!←


うわー、カシューご愁傷様です笑

てかカシューさんの性格、まだ確定してないままリレ小はじめちゃったしね

なんかこの話で段々、カシューさんの性格が確立してきた…!

そしてヘタレになっていくのだ!←

展開がとんでもない方向いってます、あらどうしましょ

シリアスは難しいです!ギャグと同じくらい大好物なんだけどねー

まあ…

シリアスとギャグは6:4くらいの比率が丁度いい!
ただヨラのギャグ比率は大変な事に…!(

……シリアスはきりあーに託した!(
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この記事に対するコメント

A.かしゅーさんはへたれ(*´∀`*)

あ、別に返信しなくていいよ?遊んでるだけだから!(

きりあ #- | URL
2009/11/24 21:25 * 編集 *

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