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千泡沫庭園

幾つもの泡沫から為る、どこか懐かしい庭園へ。

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ぷろふぃーる

さいしんきじ

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『ふしぎなせかい』第四話 


第四話。

第三話




見渡す限りの灰色の世界。
そんな世界に、ぽつりと一台のトラックが走る。
三人を乗せたトラックはどこへ向かうのか。

…トラックが発進したはいいものの、このままどこに向かえばいいのかなんて、分からない。
とりあえず前に進もう、という考えで、トラックはどんどん前に進む。
それ自体はもう仕方ないのだが、もう一つ気になる要因がある。それは

『とらんじーすたーとらんじーすとらんとらんとらんじすとらんじすー』

………なんなんだ、この音は。
確か、トラックが近づいてきた時も、こんな音がしていた。
最初のうちは気にしなかった三人も、段々とイライラしてきたようで。
ついにミユウが口を開けた。

「もう、何なのよこの音」
「後ろの方から聞こえる」

それにカシューが答える。しかしそれがまた思いも寄らぬ展開に。

「じゃあ貴方見てきて?」
「………何で俺が……」

そうカシューが言い掛けて、やめた。ミユウに何言っても無駄だろうと踏んだのだろう。
渋々エルトの上から飛び下りると、警戒しながら荷台の方に向かい(運転席の後ろから荷台に行けるタイプだった)、そっとドアを開けてみた。

『とらんじすーッ!』
「うわああああああッ!?」

同時に、どっと何かが流れ出てきた。………立方体のテレビみたいなものが、たくさん。例えるなら、某動画サイトのマスコットキャラに近い。

「何なんだこれは!」
『とらんとらんとーらんじーすたん』

そして、謎の声はこのテレビっぽいものからする。……たくさんありすぎてわけが分からないが。
一応ミユウもエルトも、バックミラーで状況を確認。そして軽くスルー。てか、誰も後ろ向いてくれないのね。カシューさん泣いちゃう。

『とらんじすとらんじーす!』
「誰か助けろ!」

カシューが何だか悲鳴をあげているようです。あ、謎の物体に埋もれてる。

「貴方が何とかしなさいよ。自分で開けたんでしょ」
「僕運転してるし。よそ見はダメだから」
「いやそんな事……」
「ほら、うるさいから向こうで頑張って」

そして全てを投げた。

「…………酷い」

そんなカシューはどうにかトランジスタの山から抜け出し、何だか落ち込んだように、後ろの荷台に入っていった。トランジスタ達も一緒に中に入っていき、そしてドアを閉める。…………あれ?

「……エルト、もう少し速度あげて」
「これ以上速くすると危ないよ」
「早くここから抜けたいの。いいから速く」

そして何事もなかったかのように、運転席は静かになった。聞こえるのはエンジンの音だけ。
軽く酷い気がするのは気のせいですね。





『とらんじす?』

やっぱり荷台には、大量のトランジスタがいた。空中に浮かんでいるような感じで。
カシューが暗い荷台の中を見渡す。どうやらここにはこのトランジスタしかしないようだ。
…さて、どうするか。
カシューは手に持っていた飴―むてきゃんを確認。
ここに入った以上、このうるさい機械(?)をどうにかしないといけない。
幸い、そんなに強そうでは無いし、多少暴れても、このトラックが壊れる…なんて事はないはずだ。
カシューはむてきゃんを構えた。

「……喰らえッ…!」

そしてそれを大きく振り回す。

『とらー』

トランジスタが吹っ飛ぶ。しかし。

『とららー』
「ッ!?」

壁で跳ね返り、カシューの顔面直撃。これは痛い。色んな意味で。
思わず顔を抑えるカシュー。

『とらんじすー』
『とららー』
『とらじすー』

しかもトランジスタは何だか楽しんでいるようだが。
カシューの周りをくるくる回っている。

「………」

暫くカシューがそれらを見上げていると、

『じすー』
「!?」

むてきゃんを食べ始めました。

「こらー!何勝手に食べてんだーッ!」
『とらん?』
「うわあああもう怒った!こうしてやるー!」

そして再びむてきゃんを振り回すカシュー。
大量のトランジスタは吹っ飛ばされる。
しかし二の舞。
大量のトランジスタは、全て壁で跳ね返り、カシューに連続で激突。痛すぎる。

『とらんじすー』
「…………ッ……」

今にも泣きそうなカシュー。大丈夫か、お前。

「………俺、負けない…」
『とーらんとーらん』

色々と頑張れ。





荷台でそんな活劇が行われている事など知らず、エルトは運転を続けていた。
てか、運転出来ないんじゃなかったんだろうか。しかし意外にも、腕がいいらしい。
……まあ、ただの直線ばかりだし、別に大きなカーブがあるわけでもないのだが。
ふと、エルトは前方に何かを見つけた。

「何か見えるよ」
「…街?」

ミユウも窓の向こうを見据える。確かに、見える。……観覧車が。
何だか、遊園地っぽい。

「とりあえず、行ってみる?」
「そうね。何か分かるかもしれないし」

トラックは前に進む。

……段々と、観覧車が大きく見えてきた。





一方荷台にて。

「………トランジスタ」
『とらん?』
「…………何で俺はオマエに勝てないんだ…」
『とららー』

むてきゃんを舐めながら、トランジスタに愚痴を溢すカシューがいましたとさ。






つづくのだ!




――――――――――――

あとあとあとがき

……あれぇ?
思いっきりギャグ路線を突っ走ってますね!
あは☆(←蹴

ミユウちゃんとエルトくんならきっと軽くスルーしてくれるよね!(

カシューさんは戦闘の時はむてきゃん振り回すと思うよ!実際振り回してたし!

戦闘シーン書きたいねぇ(*´∀`*)←

しかもトランジスタが強い件について←

さあて!
なんか遊園地っぽいとこについたのですよ!まだついてないけど!(←

うし!
そこでミィリィかハニーちゃまかそっちの子達出しまくっちゃえ☆←←

……てかグループ増やすの?ほんと?

んじゃあと鳥オタとかせるしーとか!るー君にリミたん、リーちゃんや王子も出して欲しいな、とか!(←黙れ



・トランジスタ
性別:不明
自己称:とらんじすた(?)
原作は空色飴玉。あるオリキャラのメイターだけど、ここではその設定を思いっきり無視。しかも大量にいるというね!
とらんじすたばっか言ってる謎の生き物(?)
ぷっかぷか浮いてるっていう設定らしい。
例えるなら某動画の(強制終了
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