FC2ブログ

千泡沫庭園

幾つもの泡沫から為る、どこか懐かしい庭園へ。

11« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»01

ぷろふぃーる

さいしんきじ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[edit]

trackback: --  /  comment: --  /  スポンサー広告

nomal-31 

夢を見た。

自分と、お嬢様。

二人で何かを話している。

久しぶりだ、この夢は。

しかし、何か違う。

もうこの風景が何処なのか、思い出せない。

少しばかり記憶を取り戻せたりはしたが、

やはり全ての記憶は思い出せない。

しかし…

もうこんな事は…


「何をぶつぶつ呟いている?」


気がつくと、自分を覗き込んでいたレイが。

それは驚かざるを得なかった。

自分(罪人)を捕らえようとしている人物が目の前にいたのだから。


――――――――――――
Tinkle☆Lucker:Novel:nomal-31.

†ある日ある時ある場所で
――――――――――――

「…俺は一体…」

柳尉は辺りを見渡す。
そういえば…先程までラックやジャンにテイル、マッチと一緒に買い物に付き合わされていたような…。
間違いなく街…ランバートで買い物をしていたはずだ。
しかし、ここはどう見ても、ランバートではない。…いや、人気が無いだけで…ここは裏路地か。
何をどう考えても、これはレイのせいだとしか言いようがない。

「私がここにいる理由を知りたいか?」

突然、レイが話を振る。
柳尉は静かにレイを睨む。あまり関わって欲しくないのが本望だ。
しかし最近、彼は何かと柳尉に絡もうとする。
…何故か?それはこちらが聞きたい。

「…相当機嫌が悪いようだな」
「お前に出会った時点でな」

それを聞くと、レイは軽くため息をついた。

昔から、二人には何かしらの接点があるのだ。
それが何なのか。二人共、誰にも話そうとはしない。
何か、話したくない事情でもあるのだろう。

しかし、二人は普段あまり喋らない方なのに、二人が引き合わされると途端に口数が増える…と以前ラックは気づいていた。
で、ラックが思うに、二人は本当は仲良しなんじゃないのかな、と。

柳尉はそんな事は無いと言っていたが…よく分からない。

「…で、お前は俺をどうするつもりだ?」

相変わらず不機嫌そうな顔つきでレイに問いかける。

「そうだな…このまま貴様を捕らえてもいいが…少し話がしたい」
「…?」

思いも寄らない回答に、柳尉は思わず首を傾げてしまう。

「こうやって二人で話すのもいつ以来か…」
「知るか。別にいつでもいいだろう」
「そういう貴様も何か私に言いたい事くらいあるだろう」
「さあな。どっちにしろ俺から話す気はない」

相変わらずの態度で柳尉はレイを見据える。

そんなレイは不意に、柳尉の耳元で囁いた。

「…貴様は何故、ルオーネでいられる?」

…このような質問は二度目だ。
と言っても、レイがしたのではない。
幻炎と暗律…いや、ファンテムとルガウィにも同じような事を聞かれた。

「…アンタは、何故…ルオーネを捨てなかった?」

あの時ファンテムはこう言った。その時の彼の気持ちは、今にも壊れてしまいそうな状態だった。

「ならお前達は何故、ルオーネを捨てた?」

だから柳尉は聞き返した。彼らに気持ちを持ち直してもらう為に。

「オレは…自分の意思で動いてねぇ!奴に…妖術師に動かされてるんだッ―!」

彼らは自らの意志ではなく、“妖術師”によって動かされていただけだったのだ。

「俺の想いで此処にいる」

そして自分はこう続けた。それは、二人も望んでいた道。

「真実を知る為。真実を教える為。その為なら逃げ続ける」

その時、彼らは忘れかけていた何かを思い出してくれた。

…だが、レイは違う。

彼は間違いなく、自分の意志で動いているからだ。

「…どうせまた、答えたところで俺の事でも非難するんだろう?」
「どうだか」

なかなか話そうとしない柳尉に、レイはある物を取り出した。…何やら液体のようだ。
そしてそれを無理矢理柳尉に飲ませる。
それの効果なのか、柳尉は崩れ落ちてしまう。
身体中の感覚が無い。

「…レイ…何を飲ませた…」
「…適当に取り出したから知らぬ。だが…その様子から見ると、液体の麻酔みたいな物だな」
「な…ッ!」

それを聞いて、何とか立ち上がろうとする柳尉だが、何せ感覚がやられてしまっている。そう簡単に身体が言うことを聞かない。

「大人しくこちらに来て貰おうか。生憎これ以上貴様が話してくれそうにないのでな。それと―」

そう言って、レイは柳尉に触れる。
そして――





「…一体何処に行ったんだろーなー?」
「たくー柳尉ってば勝手に消えるんだから…」
「柳尉ーどこー?」

ジャンとマッチにテイルは、突然姿を消した柳尉を捜していた。
一方ラックもいつの間にかいなくなっていたが、彼の事だからどこかのスイーツ店でお菓子でも食べまくっているだろう。

「…まさか先に帰っちゃったとか…」
「えーそんな事ないよ!ボクがいるんだから!」
「…いや、訳が分からないんだけど…」

テイルの訳が分からない自信に、マッチは困惑。隣でジャンはにこにこしている。

「まーまー、柳尉の事だから、一人で帰る事は無いと思うぜー」

ジャンがこんな事を言う。まあ、確かにそうなのだが。
そんな時、テイルは誰かに気づく。

「あーっ!ザンカ!?」
「テイル!何でここにいんだよ!」
「それはこっちのセリフだー!」

で、両者睨み合う。
慌ててマッチが止めに入った。

「ストップストップーッ!ここでいがみ合ってもしょうがないでしょ…って、あれ、ザンカ一人?」

しかし途中できょとんとした表情になる。いつもならレイかティアが一緒にいるはずだ。

「ああ、さっきまでレイさんと一緒にいたんだけどどっかいっちまった。だから今捜してんだよ」

ザンカはため息混じりに答えた。その言葉を聞き、テイルは何を思ったか突然走り出す。

「っておい!何でおめーが走り出すんだよ!」
「柳尉もいないんだよ!もしかしたら一緒にいるかも!」
「あーッ!オレも連れてけって!」

しかもその後をザンカも追い出すのでマッチとジャンは困りもの。

「だから勝手に行かないでよ!」
「んー仕方ないなー」

マッチは慌てて、ジャンはマイペースに二人の後を追う事にした。





その頃。

「……………迷った」

ラックは街で迷っていた。
スイーツ店で色んなお菓子を食べてた時は良かった。あの時は幸せだった。ずっとここにいたいと思った。だがやっぱり帰らなきゃ、と思って店を出た。名残惜しい気はしたが。しかし、店から出たら三人の姿はなく、ラックは一人ぼっちになっていた。
とりあえず、街の何処かにはいるだろうと考え、こうやって街をうろうろしてたのだが、とうとう迷ってしまった。ランバートの街は広すぎる。
もはや帰り方も分からない。
誰かに道を聞こうにも、この辺は中心から離れているのか、人気が全くない。

「皆どこいったんだろ?」

そう独り言を漏らし、辺りをきょろきょろ見渡すが、誰もいない。

ラックは首を傾げる。

「もー帰っちゃったのかなぁ?」

そしてどこかで聞いたような台詞を漏らす。

それでも、ラックはその場をぐるぐるぐるぐると回る。
これ以上捜しても無駄かなー
それならいっそのこと、ここで待ってればいいじゃん!
…と最終的にラックはそんな結論に至った。
なので暫くここで待つ事にした。

「…それにしても暇だなぁ」

しかし退屈過ぎる。

そんな時。

「……ん?」

何か気配を感じた。
はっとしてラックはその気配を感じた所へ向かう。

…そこはとても暗い、裏路地だった。

「…誰かいるの?」

そして、そこでラックが見たものは、

ぼろぼろになって涙を流す柳尉と、レイがいた。
両者共、かなり息切れをしている。
あまりにも訳が分からない光景に、ラックはただ唖然とするばかり。

「……え、えっと…?何で二人がここに…?」

そして何だか聞きにくそうに二人に問うラック。
それでラックに気付いた柳尉とレイ。

「…何故…ラックまで…」

で、泣きながら問う柳尉。もうキャラ崩壊し過ぎてる。何が彼をそんなにしてしまったのか。分からない。というか分かりたくない。

困惑状態のラックを横目に、レイはため息混じりにこう言う。

「…仕方ない。今回は引き上げるか」
「えええ!?ちょっとそれは無いでしょ!それじゃあ何も分かんないってば!」

そんな文句を言うラックなど気にもせず、レイはさっさと姿を消していった。

ますます訳が分からず首を傾げるラック。
しかし柳尉の事を思い出し、傍に駆け寄る。

「大丈夫?」
「………」

しかし柳尉は泣くばかり。

仕方がないので、柳尉を背負うラック。

そのままマッチ達を捜しにいくことにした。

最初のうちは何か気持ち悪そうに唸っていた柳尉だったが、暫く歩いているといつの間にか眠ってしまったようだ。
今では落ち着いて、ラックの背中で寝息をたてている。

そんな柳尉を見て、ラックはいつも思う。

……不思議だなぁ、柳尉って。





□■□

うばあああああ(ry

なんだこれはああああ(落ち着け

なにを思ってこんな変なことを書いてんだ自分orz

シリアスなのかなんなのか

もういやだ

もう知らん^^;;


スポンサーサイト

[edit]

この記事に対するコメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL
→http://tinklelucker.blog16.fc2.com/tb.php/247-cdbe7dd1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。